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このところ...
夏風邪っぽくて、いつも眠かった。
あまりに眠いので、ダラダラと身体をoffにしていた。
焦るぐらい何もする気がしないし、
でもここで逆に何かを始めても駄目なことが何となく分かってた。
子供の頃良く親に言われた言葉を思い出していた。
「そんなに寝てばかりいると、目が流れちゃいますよ」
冷静に考えるととても恐ろしい話だ。
明け方目が覚めて、まだ身体が起きたくないのに寝付けないのでテレビを付けた。
テレビは絶えず何かを訴え掛けて、息つく暇を与えてくれない。
ぼーっと見てて逆に疲れてきたとき、フランス人ピアニストの公開レッスンをやっていたので、それを聴いた。
いつか自分が学生の時に受けたウィーンのレッスンとシンクロしながら気付いたらまた眠っていた。
校内にはお城のような美しい装飾がほどこしてあって驚いたこと、
涼しくて触るとひんやり冷たい石造りの壁、
その国の匂い、外に出ると明るい日射しが白く眩しかったこと。
皆既日食があったこと。
嵐の夜本気でドラキュラとか来るんじゃないかと思ったこと。
先生の「Bitte! Noch einmal.」の声が特徴的だったこと
日本と響き方が全然違い歌うのがすごく楽だったこと、
響きが浮いて飛んでいく軽やかさ、
風土の違いがこれ程までに影響するのかと愕然としたこと。
感動したあの日のこと...
まぁ、色々思い出した。
番組の最後の方はうっすらしか覚えていないけど、確かその優しそうなピアニストはこう語っていた。
「音楽は奏でるその人の人間性そのものだ。心豊かに生きることが大切だ。」
彼の音は遊び心があって、かつ優しく、心を安心させてくれる。
名前、何て言ってたかな...
起きたら、やる気が湧いてきた。
いいお天気です。
ようし、動き出しますか!