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門司港~博多~鹿児島~屋久島
九州に行ってきましたー。
本当に心が柔らかくなる大好きな場所です。
門司港の「九州鉄道記念館」で歌った日はいいお天気で温かくてとにかく気持ちが良かった!野外ステージだったので、真っ青な空と山に向かって歌ったけど、最高ですねー。春が来たなと実感しながら歌っておりました。
海も綺麗で、連絡船に乗って山口県まで渡りました。
何で連絡船かっていうと、実はご飯を食べてる間にフェリーが行っちゃって、連絡船しかなかったから...くやしー(´;ω;`)
でも海が素敵だったからよし。
しぶきが真っ白で、美しかったわー。惚れ惚れ。
この大きな海を「俺の海よ」って思える加山雄三さんは本当に大きな人なんだなーとしみじみ感じてしまいました。
夜は美味しいお料理をたらふく頂いて、たくさん笑って、九州で待っていてくださる温かい皆さまに感謝でした!
嬉しいです。
本当に。
これふぐ刺し!激ウマでした!!
お二人は小学校からの幼なじみで、このお店の大将も高校の時の同級生なんだそうです。卒業して社会に出てもずっと仲間でいる男の友情を見ました。なんかいいですよね。
これからもっとおじいさんになっても仲間なんだろうなー。
素晴らしい!
次の日、念願の屋久島へ向かいます。
もちろんJR九州新幹線「つばめ」に乗って行きました。
自分の声がCMから流れたときはちょっとはしゃいじゃいますねっ
嬉しー ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
駅弁を食べながら電車に揺られるのって至福ですね。
しかもすごい美味しかったです。
これ、つばめ弁当。お勧めです。
途中の鹿児島でお世話になっている方と少しだけお会いすることが出来ました。
ほんの一瞬でも顔が見られるっていいですね。
通い合うものがあります。
屋久島に着くと、鹿児島中央駅の1日駅長をさせて頂いた時の駅長であり、そのときからずっとお世話になっているJR九州ホテルの総支配人が迎えてくださいました。
もう言葉にならないくらい素晴らしすぎます。
人間の力より、自然の力が遙かに強いのを畏怖の念を抱くくらい感じられる場所です。そして生命力をこの身体にそっと与えてくれるのです。
大きな山や滝や、壮大で怖いくらいの星空。
時折、鹿や猿がふっと現れ、穏やかな表情でこちらを見ていました。
朝陽の光や小鳥の声、緑の深さにただただ感動して、心が澄んでいきました。
こちらは樹齢3千年の屋久杉。
あなたはどんな景色を観ながらそこにいるのでしょう。
どうしてそんなに優しいのでしょう。
ちっぽけな自分を感じて、でもその心さえも包まれて涙がでました。
太い幹に触れると命の力が手のひらから伝わってきました。
「生きる」その温度が心に込み上げてきました。
屋久島の森は互いに助け合って生きていました。
岩山なので、養分が少なく、厳しい状況ので生きるので少しずつしか成長しないんだそうです。そのため細かい無数の年輪が刻まれ、強く太い木になるんだそうです。森の中で、木の切り株からまた新しい木が立っている姿をよく見ました。
誰かの死が誰かの生になる。
その完璧なまでのサイクルが自然の素晴らしさなんだなと思いました。
人は生きるとゴミが出るし、不必要なものがでてしまうけど、森はいらない物なんて何一つでないんです。これって本当に素晴らしい、尊いことですね。
海も本当にきれいで波が立っても向こう側が透明に透けて見えました。
砂も鮮やかな色で、もうすぐウミガメが産卵のため渡ってくるそうです。
この自然を絶対に壊しちゃいけない。
そう強く思いました。
この島の動物が穏やかなのも、餌をもらう事を知らないからだし、
今排気ガスの害を無くすために電気自動車への試みが始まっているみたいです。
この素晴らしい自然を守るために、地球の楽園を絶やさないために、
私に何かできるかなと考えさせられました。
こんなに優しい山は初めてでした。
またひとつ、大好きな場所が増えました。
また、足を運びたいと思います。