支え合って

地震から３日。

被災地の皆さんは特に、寒さや、水や食料のこと、そして大事な人の安否。

眠れない夜が続いていると思います。

今の自分は不甲斐なく、節電とか祈ることしかできないけど、

いつも絶え間なく祈り続けて、思い続けています。

心はすぐ側にありますからね！いつもいつも。


１１日の最初の揺れの時、私は羽田へ向かっていました。

メンバーも道中でバラバラで電話も繋がらず、

引き返すのか向かうのかの意思疎通と安全確保がしたいのに出来なかった時、

Twitterでそれぞれが合流、その時いた場所の把握ができました。

本当に助かりました。

この３日電話も電力も極力使わないようにしている中だったので、

そのTwitterの方で発信していました。アカウントはayako61です。

混乱する街の中で見たものは、駅できちんと並ぶ人の列、駅員さんの頑張り。

４時間もの間動かない渋滞の列からクラクションが一度も鳴らなかったこと、

その中で曲がる分の車のスペースを、車を降りて作ってくれた人。

渋滞したり、凍えて交通手段もなくなった人たちのために、

深夜までお店を開いてくれた店員さんたち。

彼らにも会いたい家族がいるのに。ありがとう。（「和民」さんでした。）

不安の中こういう時だからこそ見える心にたくさん出会いました。


この国の素晴らしさと絆と慈悲を改めて感じて感動、感謝しました。


そして、引き続き節電、余震への注意、情報を取り入れながら、

しっかり生活していきましょう。

さっき、宮城の方からメッセージがありました。

「おはようございます 宮城県は被災三日目を迎え助かったひとは
互いに讃えあいできるだけテレビを見ないようにしています
そんななか｢gradation｣聞いてみんなで心をあたためてます♪」

「さっきまで泣いてた子供たちと一緒にきいてますヾ(=^▽^=)ﾉ
おとのチカラって偉大ですね♪
いつか復旧したらコンサートまた見に行きます☆」


東京や、ひとまず通常の生活が出来始めた私たちにとっても

ニュースは最も大切なもの。

でもその中で繰り返される最重要報道に心までのまれないように、

心の温度を上げましょう。

外の空気を吸って深呼吸したり、大丈夫！って声に出したりして、

元気でいることがまずは何よりのことですね。


その心の側には、音楽や絵画や絵本、たくさんのものがあります。

特にお子さんにはその時間こそが大切。


そして、何十時間も救助を待っていたおじいさんの第一声、

「大丈夫、大丈夫、また再建できるよ。」

涙がでました。勇気が出ました。

まずは私も今できることを。

たとえどんなに小さくても、集まれば凄い力になると信じて！