おとぎふと＋

１月２９日の１０周年記念コンサート「おとぎふと＋」にお越しくださった皆さん、

本当にどうもありがとうございました！！！

今出せるありったけの想いを歌にのせて歌いました。

心の中の全てが音楽の結晶になっていくような感覚でした。

最初から最期まで、本当に最高でした！みんなありがとう！！！



あっという間に過ぎていく時間の中で、楽しくて幸せで、

この１０年音楽を続けてこれたことを心から感謝していました。

デビューの時から最近の曲まで、ひとつひとつ歌っていく。

思い出がメロディーに乗って押し寄せてきて、どんどん声になっていきました。

一部は鮮やかな世界を。




二部は幻想的な世界を。




この日に向かって、たくさんのことを考えて、乗り越えてきた気がします。

そして、ここからまた始まるんだと。

会場には駆けつけてくださったたくさんの皆さん！

ありがとう！！！

もう本当に嬉しかったです。

皆さんからの温かい拍手、歓声で想いが溢れました。

Musicians:

Piano・Keyboard : TATOO


Guitar : 末松一人


Percussion : 山田智之


Bass : 植田博之


Violin : CHICA


Guest Vocal・Piano : 長谷川久美子


私の音楽を支えてくれる素晴らしいミュージシャンの皆さんに感謝！！！

本当にありがとうございました！！！


そして、

アンコールで大切なことを、やっと伝えることができました。

たくさんの祝福を、ありがとう。ありがとう。

もう、涙が止まりませんでした。


ここでも、ご報告させてください。



昨年の７月に、入籍しました。

そして、新しい命を授かりました。

今妊娠７ヶ月に入ったところです。



結婚を決めた時にはもう既にずっと先の予定まで決まっていたこともあり、

今までお伝えするのが遅くなって本当にごめんなさい。


私も彼もお互いに両親が共働きだったこともあり、

祖母には大変な愛情をかけてもらい育ちました。

私の祖母が昨年春に心不全になり、彼のおばあさまもまた最期の時が

迫っていました。

心に決めた人がいるのだから、せめて結婚の報告をしてあげたいと、

夏にひっそりと籍を入れました。

「綾子さん」と呼んでもらえる最後の夏でした。

その秋、私の中に命を授かっていることを知りました。

小さな心臓が一生懸命に脈打っているのを見て、

心の準備ができていなかったはずなのに、感動して、嬉しくて、

涙が止まりませんでした。

身体の中に起きている、確かな命の奇跡。

何度も何度も、ありがとうと話しかけました。



そして、このコンサートを待ってくれたかのように、

２９日の夜１１時３０分、夫の祖母が天に召されました。

最期まで愛情深く、見守ってくださったんだと、

きっと会場に聴きにきてくださっていたんだと感じています。


命のバトンを受け取って、小さな命がすくすく育っています。

歌のこと、人生のこと、いっぱいいっぱい考えたけど、

その答えは、今まで全力で向かってきた音楽の中にありました。


日常の中にある奇跡を大切にしたい、

そして今ここに生きているという、

確かな命の歌を歌いたいと願ってきたことが、

背中を押してくれました。


もしかして、音楽のお役目はなくなってしまうんじゃないか、

もう曲が書けなくなってしまうんじゃないか、

そんな不安に押し潰されそうになる日もありましたが、

音楽は心から溢れるのを止めませんでした。



選んだ道の途中で、この人生の中から生まれてくる音楽を、

ここからまた紡いでいきたい。

そう思っています。


まだまだコンサートのことを振り返ると、

語りきれない想いと音がたくさんです。

素晴らしいゲストも来てくださいました。

新曲も生まれました。

素晴らしい衣装とステージ装飾も。

また次のブログで触れたいと思います。



みんな、ありがとう。

ここからまた一歩ずつ進んでいきます。


心から感謝を込めて。