~ikeda ayako & ayako's staff blog~
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少し前に屋久島の友達、大野睦さんからもらった手ぬぐいです。
今年2007年の月の満ち欠けを手ぬぐいに染めてあります。
「月と地球と太陽との位置関係によって私たちがみるお月さまの形は
変わります。そしてその時の月によって人間の心や体に及ばす影響も
違うようです。」と書いてある紙にくるまれていました。
満月祭である「やくしま森まつり」を一緒に立ち上げた彼女と私もまた、
月によって揺り動かされているような気がします。
はまってしまいました。
毎年一枚づつ集めようと思います。
私の生きた時間を、時計ではないものが刻んでいることを実感します。
その印が日本の手ぬぐいに染められている。
素敵だ
とても風流な月の名前、実はこんなに呼び名があったんですね、
みなさん知ってるかもしれない(常識かもしれない...)けど、
私的に感動したので、紹介します。
ー月の呼び名ー
新月(新月):朔月ともいい、陰暦で毎月一日の月。朔は月が太陽と
同じ方向にあって月が全く見られないことをいいます。
二日月(ふつかづき):陰暦の二日に見える月。
三日月(みかづき):陰暦の三日に見える月。
上弦の月(じょげんのつき):真夜中に弓の弦を上にして沈むところから
付いた名前です。
十日夜(とおかんや):陰暦の十月十日の夜に行われる収穫祭のことを
いいます。
十三夜(じゅうさんや):陰暦の毎月十三日の月をいい、とくに
九月十三日のことをさす場合もあります。
十五夜(じゅうごや):陰暦の毎月十五日の月をいいますが、特に陰暦
八月十五日の夜をさし、そのときは
「中秋の名月」とも呼ばれます。
十六夜(いざよい):陰暦の十六日の月をいいます。
(いざよい=ためらい)ながらのぼってくるように
見えるので、「いざよい」といいます。
立待月(たちまちづき):陰暦の十七日の月をいいます。日が沈んだ後、
立って待っているうちにのぼってくるところ
から名付けられました。
居待月(いまちづき):陰暦十八日の月をいいます。座って待ってる
うちにのぼってくるところから名付けられ
ました。
寝待月(ねまちづき):陰暦十九日の月をいいます。のぼってくる
時間が遅いため、寝ながら月の出を待つと
いうところから名付けられました。
下弦の月(かげんのつき):陰暦二十二日〜三日にのぼってくる月を
いいます。月が沈むとき、弦が下を向い
て沈むところから名付けられました。
二十六夜(にじゅうろくや):陰暦の二十六日の細い月をいいます。
人の心のように
太陽もいい
でも 月もまた いい
今年2007年の月の満ち欠けを手ぬぐいに染めてあります。
「月と地球と太陽との位置関係によって私たちがみるお月さまの形は
変わります。そしてその時の月によって人間の心や体に及ばす影響も
違うようです。」と書いてある紙にくるまれていました。
満月祭である「やくしま森まつり」を一緒に立ち上げた彼女と私もまた、
月によって揺り動かされているような気がします。
はまってしまいました。
毎年一枚づつ集めようと思います。
私の生きた時間を、時計ではないものが刻んでいることを実感します。
その印が日本の手ぬぐいに染められている。
素敵だ
とても風流な月の名前、実はこんなに呼び名があったんですね、
みなさん知ってるかもしれない(常識かもしれない...)けど、
私的に感動したので、紹介します。
ー月の呼び名ー
新月(新月):朔月ともいい、陰暦で毎月一日の月。朔は月が太陽と
同じ方向にあって月が全く見られないことをいいます。
二日月(ふつかづき):陰暦の二日に見える月。
三日月(みかづき):陰暦の三日に見える月。
上弦の月(じょげんのつき):真夜中に弓の弦を上にして沈むところから
付いた名前です。
十日夜(とおかんや):陰暦の十月十日の夜に行われる収穫祭のことを
いいます。
十三夜(じゅうさんや):陰暦の毎月十三日の月をいい、とくに
九月十三日のことをさす場合もあります。
十五夜(じゅうごや):陰暦の毎月十五日の月をいいますが、特に陰暦
八月十五日の夜をさし、そのときは
「中秋の名月」とも呼ばれます。
十六夜(いざよい):陰暦の十六日の月をいいます。
(いざよい=ためらい)ながらのぼってくるように
見えるので、「いざよい」といいます。
立待月(たちまちづき):陰暦の十七日の月をいいます。日が沈んだ後、
立って待っているうちにのぼってくるところ
から名付けられました。
居待月(いまちづき):陰暦十八日の月をいいます。座って待ってる
うちにのぼってくるところから名付けられ
ました。
寝待月(ねまちづき):陰暦十九日の月をいいます。のぼってくる
時間が遅いため、寝ながら月の出を待つと
いうところから名付けられました。
下弦の月(かげんのつき):陰暦二十二日〜三日にのぼってくる月を
いいます。月が沈むとき、弦が下を向い
て沈むところから名付けられました。
二十六夜(にじゅうろくや):陰暦の二十六日の細い月をいいます。
人の心のように
太陽もいい
でも 月もまた いい
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夜と月
綾子さんこんばんは。
こうしてあらためて教えてもらい、勉強になりました。
太陽を基準に生活するのに比べて、月を基準にするとなにかとてもゆっくり時間が流れるような気がします。。昼と夜の違いからでしょうか?忙しい日々の後、少しゆっくりしたい時は月を基準に生活してみるのもいいかもしれないですね。
ところで月の呼び名で、‥夜とつく月と、‥月とつく月の違いに意味はあるんでしょうか?
こうしてあらためて教えてもらい、勉強になりました。
太陽を基準に生活するのに比べて、月を基準にするとなにかとてもゆっくり時間が流れるような気がします。。昼と夜の違いからでしょうか?忙しい日々の後、少しゆっくりしたい時は月を基準に生活してみるのもいいかもしれないですね。
ところで月の呼び名で、‥夜とつく月と、‥月とつく月の違いに意味はあるんでしょうか?
月光浴
寝待月って風流でいいですね~
田舎住いの特徴的な事柄として、「夜が暗い」という事があります。
これは文字通り光源が少なくて暗闇なので、月が出ているのか、
さらに半月か三日月かでも、歩きやすさが全く違ってきます。
上空に強風が吹いている時など、雲の一団に覆い隠された月が
雲の切れ目を金色に縁取ったかと思うと、素晴らしいスピードで
すっと飛び出てきて、下界を蒼白い光で満たしてくれます。
樹々や家々、電線などの陰影が道路上に現れ、夜の風景がクッキリと
浮かび上がるのを見るのが結構好きです。
現代の仮借ないイルミネーションなどの無かった時代。
月はもっとひとびとの生活や感性の中に生きていたのでしょうね。
綾子さんが挙げられた様々な月の呼び名のバリエーションに現れています。
そういうスローで優しい感覚。憧れますね。
田舎住いの特徴的な事柄として、「夜が暗い」という事があります。
これは文字通り光源が少なくて暗闇なので、月が出ているのか、
さらに半月か三日月かでも、歩きやすさが全く違ってきます。
上空に強風が吹いている時など、雲の一団に覆い隠された月が
雲の切れ目を金色に縁取ったかと思うと、素晴らしいスピードで
すっと飛び出てきて、下界を蒼白い光で満たしてくれます。
樹々や家々、電線などの陰影が道路上に現れ、夜の風景がクッキリと
浮かび上がるのを見るのが結構好きです。
現代の仮借ないイルミネーションなどの無かった時代。
月はもっとひとびとの生活や感性の中に生きていたのでしょうね。
綾子さんが挙げられた様々な月の呼び名のバリエーションに現れています。
そういうスローで優しい感覚。憧れますね。
二十六夜
ちょっと、いらんお節介ですが補足解説を。
最近の十六夜(旧1/16)は3/5、
東京の月の出は18:53
立待月(旧1/17)は3/6、同上19:50
居待月(旧1/18)は3/7、同上20:47
寝待月(旧1/19)は3/8、同上21:46 でした。私の子供の頃、会津の母方の田舎では、夜9時10時はもう寝る時間でした。こうしてみると、言葉の描く情景がよくわかりますよね。
(http://www.moonsystem.to/index.html
参照)
綾子さんの挙げられたなかで、二十六夜というのはあまり知られていませんが、調べてみたら、いろいろ面白い結果が出て来ました。
二十六夜待:旧暦1/26と7/26に集まって、夜明け近くとなる月の出を待つ月待講の一つ。月光のなかに阿弥陀、観音、勢至の三尊を拝むことができ、この月には願いを叶える力があるとのこと。↓の説明を読み、なぜ三尊が拝めると思われたのか、すご~く納得(?)してしまいました。
http://homepage3.nifty.com/chokainomori-ao/rokuya.htm
なお二十六夜待講の主尊は愛染明王。恋愛成就、縁結びの仏様です。江戸では毎年7/26、まだ暑さの盛んな頃に、人々が品川あたりに集まって月の出を待ちながら飲み食いして楽しむ、開放的なイベントとなっていたようです。
http://www.kabuki-za.com/syoku/2/no89.html
世間公認の夜遊びの日。何やら胸ときめかせながら集まる人々の姿が、目に浮かぶようです。
さて本日3/15は、旧暦1/26。明朝、東京の月の出は4:05とのこと。
ひとつうんと早起きし、二十六日の「下弦後の三日月」でも拝んでみませんか?
(なお追伸 次の満月は4/3の02:16との事。)
最近の十六夜(旧1/16)は3/5、
東京の月の出は18:53
立待月(旧1/17)は3/6、同上19:50
居待月(旧1/18)は3/7、同上20:47
寝待月(旧1/19)は3/8、同上21:46 でした。私の子供の頃、会津の母方の田舎では、夜9時10時はもう寝る時間でした。こうしてみると、言葉の描く情景がよくわかりますよね。
(http://www.moonsystem.to/index.html
参照)
綾子さんの挙げられたなかで、二十六夜というのはあまり知られていませんが、調べてみたら、いろいろ面白い結果が出て来ました。
二十六夜待:旧暦1/26と7/26に集まって、夜明け近くとなる月の出を待つ月待講の一つ。月光のなかに阿弥陀、観音、勢至の三尊を拝むことができ、この月には願いを叶える力があるとのこと。↓の説明を読み、なぜ三尊が拝めると思われたのか、すご~く納得(?)してしまいました。
http://homepage3.nifty.com/chokainomori-ao/rokuya.htm
なお二十六夜待講の主尊は愛染明王。恋愛成就、縁結びの仏様です。江戸では毎年7/26、まだ暑さの盛んな頃に、人々が品川あたりに集まって月の出を待ちながら飲み食いして楽しむ、開放的なイベントとなっていたようです。
http://www.kabuki-za.com/syoku/2/no89.html
世間公認の夜遊びの日。何やら胸ときめかせながら集まる人々の姿が、目に浮かぶようです。
さて本日3/15は、旧暦1/26。明朝、東京の月の出は4:05とのこと。
ひとつうんと早起きし、二十六日の「下弦後の三日月」でも拝んでみませんか?
(なお追伸 次の満月は4/3の02:16との事。)